小さい頃養命酒が怖かった
小さい頃養命酒が怖かった

小さい頃養命酒が怖かった

小さい頃養命酒が怖かった

 

養命酒という薬用酒をご存じだろうか?

 

今はいろいろとCMも見る機会が多くなったので知っている人も多いだろう。

 

 

 

 

たまたまひょんなことから養命酒について調べる機会があり、今この記事を書いている。

 

 

 

 

養命酒は慶長7年、1602年に登場したらしい。

 

徳川家康が江戸幕府を開いて江戸時代が始まったのが慶長8年の1603年。

 

いや、すごいよね、その前からあったということで、

 

調べるととんでもなく歴史のある商品だったことがわかった。

 

 

 

 

薬用養命酒の公式サイトによると、

 

ある大雪の日に塩沢宗閑翁という方が一人の老人を救い、その老人が3年塩沢家にお世話になったあと、お礼にと秘伝の薬酒の製造法を教え、それが養命酒のはじまりになったそうだ。

 

 

 

 

養命酒は基本的にはそのころの製造レシピと変わりがないらしい。

 

瓶だけは少し変わったらしいけど。

 

 

 

 

養命酒は薬酒の分類で医薬品としても第2種医薬品に認可されているれっきとした薬。

 

ウコンやケイヒ、シャクヤクなど14種類の生薬をアルコールに付け込んで作られている。

 

効能としては冷え性の改善、体力の回復など体全体を回復させてくれる効果あるそうだ。

 

※公式サイト→薬用養命酒
と、養命酒について簡単に紹介したが、

 

今私は養命酒を普段飲んでいるわけではなく、普段どころか買ったことはない。

 

 

 

 

でも記憶の奥に養命酒の不思議な記憶がなんとなくあるのだ。

 

 

 

 

本来養命酒は未成年は飲んではいけない。

 

アルコールなので飲酒法で飲んではいけないのだ。

 

 

 

 

ただ私はあの養命酒の赤い瓶に記憶がある。

 

 

 

 

確かあれば私がまだ小学校の低学年だった頃だ。

 

当時私は事情があり、おばあちゃんと二人で暮らしていた。

 

私の面倒を見てくれるのはおばあちゃん一人だったので、私にとっては何よりも大切な人だった。

 

 

 

 

いろいろとお年寄りならではの古いものが家にはいろいろあったが、その中でもひときわ謎だったのが、そうこの養命酒のお酒の瓶だ。

 

赤いラベルが貼ってあり、日本語のような中国語のようなパッケージ。

 

うちの祖母はお酒を飲まない。

 

なのにこの養命酒が戸棚にはあった。

 

いつも飲んでるのかな?と思うとそうでもない。

 

もう何年も空けているのをみたこともない。

 

 

 

 

「なんでこのお酒のような怪しい瓶は何年もここにあるんだろう・・。」

 

「これって何?お酒なの?毒とかそういうんじゃないの?」

 

「やばくない?もしかして悪いことに使う気なの??おばあちゃん!!」

 

 

 

 

と私の妄想はその瓶を見るたびに広がったものだ。

 

 

 

 

そして手に取って触ってみようかと思っても、なんだか怖くて怖くて養命酒の瓶には触れなかった。

 

なんなんだろう・・あれって。

 

 

 

 

当時は確か・・今よりももっとおどろおどろしい瓶だったんだよな・・。

 

 

 

 

 

 

 

たぶん私と同じように、謎の養命酒の瓶に言いようもない恐怖を感じた子供はいるはず・・・。

 

 

 

 

そんな思い出ありません?心の奥に?

 

 

 

 

 

 

 

※となんだかとても懐かしくなったので明日養命酒買って飲んでみようかなって思っています、はい。